高齢者のみなさんへ運動ガイド【健康づくりの身体活動】どうすればいいの?
2023年末、厚生労働省は、改定された「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を発表しました。
身体活動・運動の意義が国民に広く認知・実践されることを目的に策定され、定期的に見直されています。
「身体活動・運動の不足」は、
喫煙、高血圧に次ぐ3番目の死亡の危険因子だと示唆されています。
「毎日40分以 上の身体活動」「毎日 6,000歩以上」
歩行または同等以上の強度の身体活動を1日40分以上行うことを推奨しています。(1日約6,000歩以上に相当)。
運動だけではなく、生活活動を高めることでも達成可能です。
外出、社会参加、就業などは身体活動を増やします。
✤筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を
週3日以上行うことを推奨しています。
✤筋力トレーニングを
週2~3日行うことを推奨しています。
「立位困難な方」
じっとしている時間が長くならないように少しでも身体を動かしましょう。
座りっぱなしに注意してください。
身体機能が低下している高齢者は、安全に配慮し、転倒等に注意してください。
【運動を行った後は クールダウン】
ある程度の強度の運動を行った後は、5~10分ほど クールダウン(整理運動)を行いましょう。
【疲労回復の促進】
【運動直後のめまいや失神の予防】
【慢性障害や筋痛の予防】
翌日に疲れが残るのは、強度や量が過剰です。
まずは休養をとり、次回からは運動強度・運動量を控えるなど調整が必要です。
高齢者にとって有酸素性運動だけではなく、多様な運動を行うことが大切です。
何もしないより、少しでも身体活動を行うことで死亡リスクが大きく低下します。
推奨量に満たない場合でも、自分に合った強度と量の身体活動を少しでも行うようにしてください。
お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。
「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、運動ガイド【健康づくりの身体活動】についてでした。