訪問マッサージと訪問リハビリの違い|横須賀でご家族が迷ったときに

こんにちは。
横須賀市で医療保険対応の訪問マッサージを行っております、湘南山手マッサージ治療院です。
ご家族から、
「訪問マッサージと訪問リハビリは何が違うの?」
「うちの母には、どちらが合っているの?」
「訪問リハビリを利用していたら、訪問マッサージは使えないの?」
というご質問をいただくことがあります。
名前は似ていますが、訪問マッサージと訪問リハビリでは、
- 利用する保険制度
- 担当する専門職
- 主な目的
- 利用条件
- 行う内容
などに違いがあります。
どちらかが優れているということではありません。
大切なのは、
「今、その方が何に困っているのか」
を考えて、必要な支援を選ぶことです。
まずは違いを簡単に比べてみましょう
| 訪問マッサージ | 訪問リハビリ | |
|---|---|---|
| 主な制度 | 医療保険の療養費 | 主に介護保険 |
| 担当する人 | あん摩マッサージ指圧師 | 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 |
| 医師との関係 | 医師の同意が必要 | 医師の指示・計画が必要 |
| 主な目的 | 医療上必要なマッサージ、関節の動きなどへの施術 | 心身機能の維持回復、日常生活の自立支援 |
| 訪問対象 | 通所が難しく、医療上マッサージが必要な方など | 原則、通院が難しく、リハビリが必要な方 |
| 費用 | 医療保険の負担割合等により異なる | 介護保険の負担割合等により異なる |
ここから、それぞれをもう少し詳しく見ていきましょう。
訪問マッサージとは?

医療保険対応の訪問マッサージは、国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師が、ご自宅や施設などへ訪問して施術を行います。
医療保険を利用する場合には、医師の同意が必要です。
対象となる状態としては、たとえば、
- 筋麻痺がある
- 筋肉が萎縮している
- 関節拘縮がある
- 関節が動かしにくい
- 医療上マッサージが必要と医師が判断している
といった状態があります。
また、訪問による施術では、歩行困難などによって施術所へ通うことが難しいことも重要です。
▶ 横須賀市で医療保険の訪問マッサージが利用できる方の条件とは?
訪問マッサージではどんなことをするの?
お身体の状態や医師の同意内容に合わせて、
- 筋肉の緊張をやわらげるためのマッサージ
- 関節の動きを保つためのケア
- 身体を動かしやすくするためのサポート
- 状態に合わせた無理のない運動
などを行います。
「必ず歩けるようになる」
「必ず痛みがなくなる」
といったことをお約束する施術ではありません。
その日の体調を確認しながら、無理のない範囲で行います。
訪問リハビリとは?

一般的な介護保険の訪問リハビリでは、
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
などの専門職がご自宅を訪問します。
医師の指示や訪問リハビリテーション計画に基づいて、
心身機能の維持回復や、日常生活の自立を支えること
を目的に行われます。
訪問リハビリではどんなことをするの?
その方の状態や目標によって異なりますが、たとえば、
- 立ち上がり練習
- 歩行練習
- ベッドから起きる練習
- トイレや着替えなどの日常動作
- 手を使う動作
- 食事や言葉に関する訓練
- 自宅環境へのアドバイス
などがあります。
たとえば、
「一人でトイレまで行きたい」
「ベッドから自分で起きたい」
「家の中を安全に歩きたい」
といった具体的な生活目標を立てて取り組むことがあります。
一番大きな違いは「目的」です
簡単に整理すると、
訪問マッサージ
筋肉や関節などのお身体の状態に対して、医療上必要なマッサージ等を行う
という役割があります。
訪問リハビリ
生活の中の具体的な動作や機能を維持・回復し、自立につなげる
という役割があります。
ただし、実際には重なる部分もあります。
そのため、
「マッサージだからここまで」
「リハビリだからここまで」
と単純に線を引くのではなく、その方の身体や生活を見ながら考えることが大切です。
保険制度にも違いがあります
訪問マッサージは、一定の条件を満たした場合に医療保険の療養費を利用します。
一方、一般的な訪問リハビリは、要支援・要介護認定を受けた方などが、介護保険を使って利用します。
そのため、費用の仕組みや利用方法も異なります。
訪問リハビリは誰が利用できるの?
介護保険の訪問リハビリでは、
- 要介護認定を受けた方
- 要支援認定を受けた方
- 主治医がリハビリの必要性を認めた方
などが対象となります。
実際の利用では、ケアマネジャーや医療機関、訪問リハビリ事業所などと相談しながら進めていきます。
訪問マッサージと訪問リハビリは両方必要になることもあります
ここは、ご家族がよく迷うところです。
「訪問リハビリを利用しているから、訪問マッサージは絶対に使えない」
と単純に決まるわけではありません。
制度も専門職も目的も異なります。
ただし、実際に両方を利用できるか、どのように組み合わせるかについては、
- ご本人のお身体の状態
- 医師の判断
- 介護サービスの利用状況
- 保険者の取扱い
- 他の医療・介護サービスとの関係
などを確認する必要があります。
最初から自己判断せず、主治医、ケアマネジャー、施術者などに相談しましょう。
「介護保険の枠がいっぱいだから訪問マッサージ」という考え方だけではありません
訪問マッサージは医療保険の制度、訪問リハビリは主に介護保険の制度です。
ただ、
「介護保険の枠が足りないから、代わりに医療保険のマッサージを使う」
というだけで利用できるものではありません。
訪問マッサージには、
医療上マッサージを必要とする状態であること、医師の同意があること、訪問の場合は通所が難しいこと
などの条件があります。
制度の違いだけではなく、身体の状態を確認することが大切です。
こんな方は訪問マッサージを相談してみてもよいかもしれません
たとえば、
- 麻痺があり、筋肉がこわばっている
- 関節が硬くなってきた
- 身体を動かす機会が少ない
- 通院が大変
- 家の中で過ごす時間が長い
- 医師からマッサージが必要と判断されている
といった方です。
こんな方は訪問リハビリを相談してみてもよいかもしれません
たとえば、
- 立ち上がりを練習したい
- 歩行練習をしたい
- トイレや着替えを自分で行いたい
- 退院後の生活動作に不安がある
- 家の中の動線を確認してほしい
- 食事や会話に関するリハビリが必要
といった方です。
主治医やケアマネジャーなどに相談してみるとよいでしょう。
どちらか一つに決めることより「何を取り戻したいか」が大切です

ご本人に必要なのは、
「訪問マッサージというサービス」
でも、
「訪問リハビリというサービス」
でもありません。
本当に欲しいのは、その先の生活ではないでしょうか。
「自分で椅子から立ちたい」
「トイレまで歩きたい」
「玄関まで行きたい」
「また家族と買い物へ行きたい」
「孫と外へ出たい」
必要な支援は、その目標によって変わります。
だからこそ、
サービス名から選ぶのではなく、まず“何に困っていて、何ができるようになりたいのか”から考える
ことが大切です。
ご家族だけで決めなくても大丈夫です
「どちらを頼めばいいのか分からない」
という場合、ご家族だけで決める必要はありません。
- 主治医
- ケアマネジャー
- 訪問リハビリの専門職
- あん摩マッサージ指圧師
など、それぞれの専門職に相談しながら考えていきましょう。
それぞれに役割があります。
大切なのは、同じ方向を向いて、
ご本人の生活を支えていくこと
です。
湘南山手マッサージ治療院へお気軽にご相談ください
湘南山手マッサージ治療院では、横須賀市で医療保険対応の訪問マッサージを行っています。
「訪問リハビリとの違いが分からない」
「今利用しているサービスと一緒に考えたい」
「母の場合は訪問マッサージの対象になる?」
「主治医には何と相談すればいい?」
という段階でも大丈夫です。
無理に訪問マッサージを勧めるのではなく、現在のお身体や生活状況を伺いながら、分かりやすくご案内します。
湘南山手マッサージ治療院
電話:046-830-1155
まとめ|大切なのは「どちらが良いか」ではなく「今、何が必要か」
訪問マッサージと訪問リハビリには、それぞれ役割があります。
訪問マッサージは、
医療上必要なマッサージや関節への施術を、ご自宅などで受ける選択肢。
訪問リハビリは、
専門職によるリハビリで、身体機能や生活動作の維持・回復、自立を目指す選択肢。
どちらが上ということではありません。
今困っていること。
これからしたいこと。
ご本人が大切にしている生活。
そこから考えていきましょう。
そして、
「また外へ出たい」
「自分でできることを少しでも残したい」
という希望につながる方法を、ご本人・ご家族・医療・介護に関わる方々と一緒に考えていくことが大切です。
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