【加齢による膝の痛み】について。横須賀にお住いのあなたへ
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年齢を重ねるごとに、立ち上がる時や階段の上り下りをする時などに痛みを感じる・・・
「ひざ痛」は加齢とともに増加します。
その多くは関節軟骨が摩耗したり、半月板がずれることによって起こる「変形性膝関節症」が原因です。
放っておくと歩行が困難になることもあります。
【加齢にともなう膝の痛み】には予防が大切です。
歩行困難にならないためには、「運動で筋肉をつける」とともに、「筋肉の柔軟性を高める」ことが大切です。
【加齢による膝の痛み】原因は?
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【軟骨の変化】
加齢により、膝関節の軟骨が徐々に摩耗し始めます。
軟骨は関節のクッションとして機能し、摩耗することで骨が直接摩擦し、痛みや不快感を引き起こします。
【関節炎】
年を取ると、関節炎(特に骨関節炎または変形性関節症)のリスクが高まります。
関節の炎症を引き起こし、膝の痛みや腫れを引き起こします。
【筋力の低下】
年齢とともに筋力が低下するため、膝周りの筋肉のが弱くなります。
筋肉が弱くなると、膝関節にかかる負荷が増え、痛みや不快感が生じます。
【怪我や過度の使用】
年を取ると、過去の怪我や関節への負荷が蓄積されています。
また、長年にわたる過度の使用( 長時間の立ち仕事やスポーツの繰り返し)も膝に負担をかけ、痛みを引き起こします。
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【加齢による膝の痛み】症状は?
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【関節痛】
膝関節に痛みや不快感があります。
鋭い痛みや、じんわりとした痛みとして現れることがあります。
【運動制限】
膝の痛みにより、歩行や階段の昇り降りなどの日常活動に制限が生じることがあります。
立ち上がる、一歩踏み出すなど、動作の最初に膝が痛むことがあります。
【こわばり】
膝の関節が硬く感じられ、動かしにくい場合があります。
【朝のこわばり】
膝が朝起きた時にこわばったり、痛みを感じやすくなることがあります。
【長時間の活動後の痛み】
長時間歩いたり立ち続けたりした後、膝の痛みが悪化することがあります。
【腫れや炎症】
膝関節が腫れたり、赤くなったり、熱くなったりすることがあります。
【クリックやカチカチ音】
膝を動かす際に、クリック音やカチカチ音が聞こえることがあります。
【 膝に水が溜まる】
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【加齢による膝の痛み】生活に影響あるの?
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【日常生活の制約】
膝の痛みにより、歩行や立ち上がりなどの日常生活動作に制約が生じる場合があります。
痛みが慢性化すると、移動や活動の範囲が制限され、生活の質が低下する可能性があります。
【筋力低下】
膝の痛みによって、周囲の筋肉の使用が制限されることがあります。
長期間の筋力低下は、筋力の減少や姿勢の悪化を引き起こし、さらに膝への負担を増やすことがあります。
【転倒のリスク】
膝の痛みにより、バランスや安定性が損なわれることがあります。
膝の痛みによって歩行パターンが変化し、転倒やけがのリスクが増加する場合があります。
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【心理的な影響】
長期間の膝の痛みは、うつ病や不安などの心理的な問題を引き起こす可能性があります。
痛みによる制約や生活の制限により、心理的なストレスが増加し、生活の満足度が低下することがあります。
【社交的な制約】
膝の痛みによって、外出や社交活動への参加が制限されることがあります。
痛みによる制約が続くと、社会的なつながりや活動性が減少し、孤立感や社会的な制約を引き起こすことがあります。
【加齢による膝の痛み】どうすればいいの?
関節は動かさないと硬くなります。
意識的に膝関節の屈伸運動を行なって柔軟さを保ちましょう。
ストレッチするようにゆっくり曲げ伸ばしをして、膝関節に負担をかけないことがポイントです。
特に長時間座っている方は膝関節を動かす機会が少なくなるため、屈伸運動を積極的に行ないましょう。
また、太ももの前側にある大腿四頭筋と呼ばれる筋肉を鍛えたり、適正体重まで減量したりすることでも膝関節のすり減りを予防できます。
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【適度な運動】
膝を強化し、柔軟性を保つために、低負荷の運動を定期的に行うことが重要です。
「ウォーキング」「水中エクササイズ」「サイクリング」など、お勧めです。
ただし、医師や専門家の指導の下で行うことが望ましいです。
【適切な体重管理】
過体重や肥満は膝に余分な負荷をかけるため、膝痛を引き起こす可能性があります。
健康的な体重を維持することが重要です。
バランスの取れた「食事」と「適度な運動」を組み合わせて、体重を管理しましょう。
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【正しい姿勢と動作】
正しい姿勢と動作を保つことで、膝への負担を軽減することができます。
長時間の立ち仕事や座り仕事を行う場合は、姿勢を意識して適度に休憩を取るようにしましょう。
また、膝を保護するために腰を使った身体の動きを意識し、無理な負荷をかけないようにしましょう。
【適切な靴の使用】
足や膝の健康には、適切な「靴」の選択が重要です。
クッション性のある靴や、足に合った靴を選ぶことで、膝への負担を軽減することができます。
また、必要に応じて専門家による足の解析や、カスタムメイドのインソールの使用を検討することもあります。
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【筋力トレーニング】
膝周りの筋肉を強化することは、膝痛予防に効果的です。
特に太ももの前後の筋肉やヒップの筋肉を鍛えることが重要です。
適切な筋力トレーニングプログラムを医師や理学療法、整体師から指導を受けながら行いましょう。
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膝関節は、「歩く」「立つ」「しゃがむ」など、日常動作でも酷使されています。
膝関節に負担をかけると、さらに関節軟骨がすり減ってしまいます。
以下のような行動、できれば控えてください。
「正座 」「無理なウォーキングやランニング」「 ハードなトレーニング」
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加齢ともに現れる膝の痛みは、多くの場合、膝関節の軟骨がすり減ることで起こります。
膝の痛みを予防するためには、日常的な「屈伸運動」が有効です。
膝関節に負担をかけないように注意しながら、優しくストレッチをしましょう。
お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。
「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、【加齢による膝の痛み】についてでした。