【サルコペニア】て何?どうすればいいの?横須賀にお住いのあなたへ
「歩行が遅くなり、信号機が青の間に交差点を渡ることができない」
「階段の上り下りに支障が生じ、手すりが必須」
「手の筋力が低下し、ドアノブやペットボトルのふたをうまく回せない」
これって【サルコペニア】?
【サルコペニア】て何?
【サルコペニア】とは
「筋肉量の低下」や「筋力の低下」が進行することで、身体の機能や代謝の低下を引き起こす状態を指します。
主に高齢者に見られ、身体のバランス機能が悪くなり、転倒・骨折の危険性が高くなります。
歩く速度が低下し、着替えや入浴など日常生活の動作も行いづらくなります。
介護が必要になることもあります。
【サルコペニア】どんな症状?
【筋力低下】
・日常生活での身体的な活動が困難
・重い荷物を持てない
・階段の上り下りがつらい
・立ち上がったり座ったりするのに時間がかかる
・身体の動きが鈍い
【転倒や骨折】
筋力の低下やバランス感覚の低下が原因で、転倒や骨折のリスクが高くなる。
【体脂肪率の上昇】
筋肉量が低下すると、代謝率が低下しエネルギーの消費が減り、結果として体脂肪率が上昇。
【代謝率の低下】
筋肉量が減少することで、基礎代謝率が低下して、カロリーを消費する速度が遅くなる。
【身体的な疲労感】
筋肉量が低下すると、身体のエネルギーが疲労しやすくなり、疲れやすくなる。
【サルコペニア】の原因は?
【加齢】
年齢が上がると、筋肉量が減少する自然な現象が起こります。
この現象を加齢性サルコペニアと呼びます。
【身体的な活動不足】
筋肉は、使用しないと減少します。
運動不足や身体的な活動不足は、筋肉量の減少を招きます。
【栄養不良】
タンパク質やビタミンなどの栄養素が不足すると、筋肉量の減少や筋力の低下を引き起こします。
【神経・筋肉障害】
筋肉をコントロールする神経の問題や、筋肉自体の問題がサルコペニアの原因となることがあります。
【慢性的な病気】
がんや心臓病、腎臓病、糖尿病、肝臓病など、慢性的な病気がサルコペニアを引き起こすことがあります。
【サルコペニア】診断は?
「筋肉量の減少」「筋力の低下」「身体機能の低下」3つの要素を確認することが重要です。
診断の際には、問診や身体診察にてこれら3つの要素を確認します。
問診など以外に行われる検査としては、筋肉量を測定するためのDXA法やBIA法と呼ばれる方法があります。
そのほかにも、筋力確認の「握力測定」
身体機能低下確認の「歩行速度」を測定したりします。
【サルコペニア】どうすればいいの?
【運動】
定期的な運動や身体的な活動を行うことが重要。
特に、抵抗運動(ウエイトトレーニングや体重トレーニングなど)は、筋肉の強化や成長に効果的です。
【適切な栄養】
十分なタンパク質やビタミン、ミネラルなどを含むバランスのとれた食事を摂る。
【睡眠】
睡眠不足は、筋肉の修復や成長に必要なホルモンの分泌を妨げます。
十分な睡眠を確保するように心がけましょう。
【ストレス管理】
ストレスは、筋肉の分解を促進するホルモンの分泌を増加させます。
ストレスを減らし、筋肉の健康を維持してください。
【医師の診断と適切な治療】
サルコペニアは、基礎的な病気や慢性的な疾患が原因となることがあります。
医師の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。
【サルコペニア】が進行すると
「寝たきり」「嚥下障害の悪化」「人工呼吸器から離脱できない」といった状態に陥ります。
重症化して要介護状態になると、改善が容易ではありません。
予防と早期の治療が重要ですね。
お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。
「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、【サルコペニア】についてでした。