【余命宣告】を受けました。「何をすればいい?」「どんな行動?」「今後の生き方は?」

余命宣告とは】病状から判断した寿命を医師から告げられること
余命宣告の期間は】統計上の予測値であって、絶対ではない
余命宣告を受けたら】今後の医療方針や過ごし方を決め、終活の準備をする

【余命宣告とは?】

余命宣告とは、お医者さんから「あなたの余命は後◯ヵ月」などと告げられること。

余命宣告における余命は、過去のデータから導き出された予測値です。
「大体◯ヵ月後に亡くなった」という傾向にしか過ぎません。

余命宣告で告げられる余命は絶対ではありません。

【余命宣告を受けると?】

余命宣告を受けると、その期間しか生きられないと思い込む人が多いかもしれません。

しかし、余命宣告はあくまでも医師の予測です。
「余命1年」と告げられても、もっと長く生きられる可能性は大いにあります。

データや経験を基にしているといっても、患者によって個人差があります。

正確な余命を出すのは困難なのです。

【余命宣告】どう過ごす?

〈完治を目指す〉
さまざまな治療方法で病気の原因を取り除くことを目指す。

〈延命治療を行う〉
病気の完治または根治ではなく、寿命を伸ばすことを目的にした治療

「孫の顔を見たい」「子どもの結婚式に参加したい」など、予定されているイベントをむかえるために、延命治療を選択する。

〈緩和ケアを行う〉
完治や延命を目指さず、病気による苦痛を少なくして穏やかな死に向かうように努める治療

病気の苦しみから解放されるので、日々の生活が楽になる。
入院せず自宅で余生を過ごせるかも。
容態によっては、外出や旅行なども可能。

【余命宣告】受けたときの気持ちは?

余命宣告を受けると、深い衝撃と悲しみを受けるでしょう。
一時的に混乱するかもしれません。
落ち着いて正常な判断ができる状態になってから今後のことを考えましょう。

・これから家族とどのように寄り添って生きていくか。
・どうすれば一緒に充実した時間を過ごせるか。
いろいろ考えることで、気持ちが変わる方も多いです。

亡くなったあとに後悔することがないよう、まずは気を強くもつようにしてください