【脳卒中】冬の入浴について。横須賀にお住いのあなたへ

「昨日まで、元気だったのに・・・」

この時期になると、突然亡くなるお年寄りが急増する・・・

脳卒中】になると
重い後遺症のために社会復帰が困難となることがあります。
また脳卒中は、高齢者の寝たきり原因の中で認知症の次に頻度が高い病気です。

入浴時は温度変化に加えて、湯船内の水圧の影響、発汗による脱水が起きます。
血圧や血液組成の変化により脳卒中発作が起きやすくなります。
入浴前の水分補給を忘れずに。

お風呂で気を付けたいこと

入浴時は肌寒い浴室で血管がキュッと縮まり血圧が上昇します。
また、早く温まろうと熱めの湯船に入ると、交感神経が優位になり、急激に血圧が上昇。
血管が破れる危険性が増大します。

脱衣場を事前に暖める】
入浴時のストレスと血圧の変動は、脱衣場から始まっています。
ストレスになる寒冷刺激を避けるには、脱衣場を暖かくする事が必要です。

脱衣所やお風呂場を温かくしておき、お湯の温度との温度差を少なくする。

【半身浴】
肩までつかる入浴は、心臓に負担がかかります。
長い時間温まりたいときは、お湯の温度は38℃くらいのぬるいお湯。
そして、みぞおちくらいまでお湯につかる、半身浴をするのがおすすめです。
寒いときは、厚手のタオルを肩からかけるようにしましょう。
高齢者は、熱い一番風呂を避けることも大切です。

入浴30分前に水分補給】
入浴時の発汗は、湯船であたたまる時間が長いほど増加します。
長湯の人は、知らずに脱水症状が進みます。
そして、血液「どろどろ」です。
予め、体の中の水分量を上げておきましょう。

水の吸収は胃ではなく、小腸で行われます。
飲んですぐに、効果は出ません。
入浴の30分ほど前に、水分補給をしておきましょう。
入浴に伴う脱水の危険が減少します。

お風呂で、万が一の場合

内側からカギがかかるお風呂であっても、カギはかけないようにした方が良いのでは!!

湯船に顔をつけたまま沈んでいたら。
まず、お風呂から出すこと。
身体が大きい方で、持ち上げるのが難しい場合、お風呂の栓を抜いてお湯を減らします。
お風呂のフタを顔の下にいれて、顔を持ち上げるのもいいでしょう。

そして、119番に通報。

【万が一の場合】
消防の方によると、人工呼吸よりも心臓マッサージの方が大切だそうです。
だれもが、驚いて動揺しています。
混乱していても、とにかく「心臓マッサージ」だけでもすることが大切です。
そのためには、日頃から心肺蘇生法やAEDの使用方法について理解しておくことも必要ですね。

冬の寒い入浴、【温度調整・水分補給】くれぐれも注意してください。

リラックスするための「お風呂」
命を落とすことがないようにしてください。

お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。

「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、【脳卒中】冬の入浴についてでした。