【冬に食中毒?】ノロウイルスについて。横須賀にお住いのあなたへ
冬は鍋料理が美味しい季節ですね。
以前、急に吐き気・嘔吐・下痢・発熱
このような辛い思いをした経験ありませんか?
ご存じと思いますが
冬でも食中毒を起こす危険があり、予防することが大切です。
食中毒の原因となる菌は、食品を十分に加熱することで無力化することができます。
しかし、生の肉や魚に触れた箸には、その菌が付着しています。
口に入れることで、体内に菌を取り込む原因となります。
「生の具材に触れる箸」と「食べるために使う箸」は別のものを用意しましょう。
これは鍋料理に限らず、焼肉などでも同じですね。
食中毒予防が必要なのは夏だけではないのです。
食中毒は1年を通して発生します。
特に冬になると【ノロウイルス】による食中毒が増えます。
どんな症状なの?
【ノロウイルス】は、少量でも手や指、食品などを介して口から入ると、体の中で増殖します。
感染から発症までの時間(潜伏期間)は24時間~48時間。
主な症状は「吐き気」「おう吐」「下痢」「腹痛」「37℃~38℃の発熱」などです。
通常、これらの症状が1~2日続いた後、治癒します。
また、感染しても発症しない人や、軽い風邪のような症状で済む人もいます。
しかし、持病のある人や乳幼児、高齢者などは、脱水症状を起こしたり、症状が重くなったりするケースもあるので注意が必要です。
予防のためのポイントは、「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「拡げない」ことです。
どのように感染するの?
〈経口感染〉
・ノロウイルスに汚染された食品を加熱不十分で食べた場合
・ノロウイルスに感染した人が調理し、その人の手から食べ物にノロウイルスが付着し、それを食べた場合
〈接触感染〉
・感染者のふん便や、おう吐物に触れて、手や指にノロウイルスが付着した場合
・感染者が排便後、十分手を洗わずに触れたトイレのドアノブなどに触れた場合
〈飛沫感染〉
・感染者のおう吐物が床に飛散した際、周囲にいてノロウイルスの飛沫を吸いこんだ場合
〈空気感染〉
(感染者のふん便や吐物が乾燥し、付着したほこりとともに空気中を漂います)
・これを吸いこんだりして、口の中へノロウイルスが侵入した場合
予防するには、どうすればいいの?
【とにかく、手洗い!】
・調理器具の消毒もしっかり
・調理器具やキッチンは常に清潔に
・洗浄後に煮沸消毒をするか、塩素消毒液を使う
・しっかりと中まで火を通して食べる
・生食用以外の二枚貝を食べるときは、中までしっかり
(中心部を85~90℃で90秒間以上)。
〈ノロウイルスを「持ち込まない」〉
・ふだんから、丁寧な手洗いや日々の健康管理を心がける
・腹痛や下痢などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしない
〈ノロウイルスを「つけない」〉
・食品や食器、調理器具などにノロウイルスを付けない
・調理などをする前「手洗い」をしっかりと行う
〈ノロウイルスを「やっつける」〉
・ノロウイルスを死滅させるためには、中心温度85℃~90℃、90秒以上の加熱
・調理器具は、洗剤などで十分に洗浄した後に、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱
(または、塩素消毒液※(塩素濃度200ppm)に浸して消毒)
〈ノロウイルスを「拡げない」〉
・ノロウイルスが身近で発生した場合、食器や環境などの消毒を徹底する。
・嘔吐物などの処理の際、二次感染しないように対策をする
感染を広げない!
ノロウイルスは、症状が治まってからもしばらくの間、便から排出されます。
引き続き、感染を広げないように手洗いなどの予防を徹底しましょう。
作業する方も、手洗いやマスク着用を徹底して、食器洗いなど殺菌作業をしている最中の感染予防に努めましょう。
食器洗いが終わったら、作業したシンクも消毒して、キッチン全体が衛生的な環境になるように。
感染者が触ったドアノブ、キッチンのテーブルなども拭き掃除をして、消毒を進めましょう。
食中毒予防の基本は手洗い
細菌やウイルスの消毒に効果抜群のアルコール。
しかし、ノロウイルスに関しては、アルコールの消毒では効果がないことがわかっています。
そのため、石けんでの手洗いがいちばんの予防法。
正しい手洗いを心がけ食中毒【ノロウイルス】を防いでください。
早い段階で対処することが、被害拡大を防ぐポイント。
感染が分かったら、すぐに対策を始めましょう。
お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。
「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、【冬に食中毒?】ノロウイルスについてでした。