【座位】正しい座位姿勢とはどんな?横須賀にお住いのあなたへ

「高齢者」や「普段足を組む人」
姿勢を保つための、筋力が落ちやすい姿勢などが習慣の方。
身体をまっすぐ座るにも、すぐ疲労するようになります。
その状態が続くと、身体の柔軟性が失われます。
また、変形や関節の可動域制限が起きやすくなります。

【座位】とは

看護や介護において、基本的な体位の一つ。
座った状態(姿勢)のことをいいます。

〈椅坐位〉椅子に腰かけた状態
〈起坐位〉背や胸にもたれる物を置き、もたれて座った状態
〈半坐位〉上半身を45度起こして座った状態
〈セミファーラー位〉上半身を15度から30度起こして座った状態
〈長坐位〉足を伸ばして座った状態
〈端坐位〉ベッドの端などに両下肢を垂らして腰かけた状態
などがあります。

座位姿勢には、色々な種類があります。
必ずしも、頭・肩・股関節の位置が並んだアライメントが良いというわけではありません。
その〈姿勢の種類〉には、重心の位置や身体を支える規定面、身体の可動域など特徴があります。
一人ひとり楽で、身体の変形などが生じにくい姿勢をとりましょう。

座位姿勢

悪い座位姿勢の多くは、背中が丸まる姿勢だとされます。
高齢者などの場合、円背や亀背など背中が曲がった場合もあります。
無理に伸ばすと骨折の可能性もあるので注意が必要です。

正しい座位姿勢、効果あるの?

「呼吸・消化不良の改善」
背中が曲がった状態だと、内臓が圧迫されます。
肺も押しつぶされた状態で、浅い呼吸になりす。
胃腸への圧迫も消化不良の要因になり、食欲の低下にも繋がります。

「食事がしやすくなる」
咀嚼しやすくなります。
飲み込んだものが気管に入りにくくなるので、誤嚥性肺炎の予防にもなります。

「便秘改善」
腹圧が高まり便秘改善効果が期待できます。

「腰・股関節・膝などの痛み予防」
正しい座位姿勢とは、身体に負担がかかりにくい姿勢のこと。

間違った座位姿勢の場合。
身体のあちこちに負担がかかります。
特に、腰・股関節・膝など。
負担が蓄積されると、痛みとなって症状が出ます。
痛みが出てしまうと、正しい座位姿勢をとり続けるのが難しくなります。
悪循環になりますので、注意が必要です。

正しい姿勢を保つにはどうするの?

〈鏡で自分の姿を見て、バランスチェック〉
鏡で自分の姿を見ましょう。
定期的に自分の姿をチェックするのはとても大事です。
(自分の姿勢の悪さにビックリかも!)

〈凝り固まった箇所をほぐす〉
姿勢が悪い方は、背中や肩甲骨周りが凝り固まっています。
背伸びをしたり、両手を左右に広げるなど、筋肉をリラックスさせましょう。

〈筋力を強化〉
姿勢を良くするためには、筋力の維持・運動が大事です。

普段から、姿勢を意識することが大切ですね。

正しい座位姿勢は?

・背筋を伸ばしイスに深くしっかりと座る
・両肘は90度にように意識する
・太ももが床と平行になるようにする
・足の裏が床にしっかりと接地している
・目線は少し下げめで
・傾きがなくバランスよく左右対称になっている
・お腹とテーブルの間に拳1つ分、背中と背もたれの間にも拳1つ分が理想

普段「イスに座る」という何気ない生活。

高齢者の方など「悪い座位姿勢の場合
健康に大きな影響を及ぼします。

傾きのない、正しい座位姿勢を身につけるようにしましょうね。

お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。

「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、【座位】についてでした。