【高齢者のストレッチ】どんな効果があるの?横須賀にお住いのあなたへ

高齢になると、運動量が低下します。
決まった筋肉や腱、関節しか動かさなくなるため、体全体が固くなっていきます。

筋肉や腱が固い状態でいると、(例えば足をつまづいた時など対応できない)筋肉や腱を痛めてしまいます。
そのため、常に体を柔らかくしておくことがケガの予防になります。

【高齢者のストレッチ】効果は?

〈疲労回復〉
縮んだ筋肉を伸ばすことで血流(血行)が良くなります。

血液の中には体に必要な栄養素や酸素が入っています。
血流が良くなることで体の隅々まで血液が行き渡ります。
結果的に疲労の回復を早めてくれます。

毎日ストレッチをすることで、疲れを溜めにくい体作りが出来る最適な運動方法です。

〈睡眠促進〉
ストレッチは、心拍数を低下させます。

心拍数が低下すると、自律神経の活動が副交感神経活動を優位にさせます。

副交感神経が優位になると、体がリラックスしていき、さらに眠りを誘うホルモン物質が分泌されるため、睡眠が促進されます。

〈冷え症改善〉
筋肉は、血液を体中に運ぶためのポンプの役割もあります。

筋肉が固くなればポンプが上手く働かず、全身の血流が悪くなり、結果冷え性の原因になります。

ストレッチを行うことで筋力が伸び、筋肉の本来の役割を取り戻すことができます。

その結果、体の末端まで血液が行き渡りやすくなるため、冷え性の改善に繋がります。

〈腰痛や肩こり改善〉
筋肉が固くなると、いつの間にか悪い姿勢になり痛みやコリを発症させてしまうのです。

ストレッチ体操を毎日続けていくことで、筋力が増えて正しい姿勢を保てるようになります。

ストレッチで硬直している筋肉に柔軟性を取り戻し、コリや痛みを解消します

〈怪我の予防〉
関節や筋肉が固いと怪我をしやすくなります。

筋肉が落ちて関節の可動域が狭くなるので、つまずいたり転んだりするリスクが高くなってしまいます。

ストレッチをして筋肉と関節の柔軟性を高めていくと運動能力がアップします。

ケガをするリスクが減って、安心して運動したり歩いたりできるようになります。

〈認知症予防〉
簡単なストレッチをするだけで脳に刺激が行き、記憶を司る海馬が活性化します。

さらに認知症のきっかけになる脳内物質を減少させ、健康な神経細胞を成長させていくのです。

日中にストレッチをすると夜ぐっすり眠れるのもメリット。

夜の睡眠は脳を正常に機能させるのに欠かせないため、認知症予防に繋がります。

【高齢者のストレッチ】注意点は?

〈反動をつけず、筋肉をゆっくり伸ばす〉
ストレッチ中は筋肉をゆっくり伸ばすことを意識しましょう。
筋肉の血流が良くなり関節がほぐされていきます。

〈呼吸を意識しながら行う〉
運動の最中は呼吸を止めてしまいがち。
呼吸を止めると、体は緊張状態になって筋肉や関節が硬くなってしまいます。

呼吸は深く確実に行うようにしましょう。

〈痛みを感じたら直ちに中止〉
高齢者の筋肉や関節は硬いのでストレッチ中に体を痛めるリスクがあります。
痛みがあるのに続けると筋を痛めてしまいます。

ストレッチの際に痛みを感じたら、すぐに中止して体を休めてください。

ケガや認知症を防ぐために役立つストレッチ。

「座ったまま」や「寝たまま」でも、気軽に始められるストレッチもたくさんあります。

血行や筋肉、メンタルに良い影響があるので、ぜひ、取り組んでみてください。

お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。

「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、【高齢者のストレッチ】についてでした。