高齢者の【便秘】どうすればいいの?横須賀にお住いのあなたへ

「下剤や浣腸をしなければ排便がない」
「便が硬い」
「いきんでもうまく便が出せない」
「お腹が張っている」
「食欲がなく満腹感がある、もしくは吐き気がある」

便秘は、大きく2つに分類できます。

【器質性便秘】
消化管に疾患が見られる

【機能性便秘】
消化管に疾患が見られなくて、消化管の働きが悪い

【便秘】て何?

便秘とは3日~4日以上も排便がなかったり、便が硬かったり、便が少なく残便感があったりする状態です。

便秘になると、腹痛や食事量が減るなどの症状が現れ、体調に悪影響を及ぼします。

特に、年齢が上がると便秘になる方が多く、女性だけでなく男性も便秘になる方が増えていきます。

高齢者【便秘】なぜなるの?

〈腸の運動の低下〉
高齢になると腸の運動が鈍くなる傾向があります。

このため、便が腸内に滞留しやすくなり、排便が困難になることがあります。

〈運動不足〉
高齢者は運動量が減少することが多いです。

適度な運動は腸の動きを促進するため、運動不足は便秘を招く要因となります。

〈食生活の変化〉
高齢者は食事の質や量に変化が生じることがあります。

食物繊維や水分が不足していると、便のかさが減り、便が硬くなる傾向があります。

〈水分摂取の減少〉
高齢者は喉の渇きを感じにくくなることがあります。

このため、十分な水分を摂取せず、脱水状態になることがあります。

脱水は便の硬化を促進する要因となります。

〈薬の副作用〉
高齢者は慢性的な病気や健康上の問題を抱えており、複数の薬を服用していることがよくあります。
一部の薬は便秘を引き起こす副作用を持つ場合があります。

〈病気や合併症〉
高齢者は病気や合併症によって便秘になることがあります。

例えば、糖尿病、甲状腺の問題、神経疾患などが関連している場合があります。

高齢者の【便秘】どうすればいいの?

〈食事の改善〉
食物繊維を多く含む野菜、果物、穀物を食事に取り入れることで、便のかさが増え、腸の運動が促進されます。

また、水分を十分に摂ることも大切です。

〈適度な運動〉
日常的な運動を心掛けることで腸の運動が活発になり、便秘の改善に役立ちます。

散歩やストレッチなど、身体に負担のかからない運動を選びましょう。

腸をマッサージする
腸のマッサージとして、「の」の字をイメージしてマッサージする方法がよく知られています。

これは食べ物が腸の中を通っていく順番にマッサージするもので、効率的かつ理にかなっている方法になります。

〈トイレ習慣の改善〉
排便のタイミングを定期的に設定することで、腸のリズムを整えることができます。

また、トイレに行きたくなったら無理せず早めに行くことも重要です。

〈適切な排便姿勢〉
排便するときは、『考える人』の像をイメージして姿勢を意識的に変えましょう。

前傾姿勢にして踏み台を設置することで、より便が出やすくなります。

便秘の対応は個人によって異なることがあります。

長期間続く便秘や他の症状がある場合には、医師に相談しましょう。


適切な診断と治療を受けることで、個々の状況に合った対応をアドバイスしてくれるでしょう。

お元気ですか!?
湘南山手マッサージ治療院 髙瀬です。
横須賀市池田町で医療保険を使用した【訪問マッサージ】を行っています。

「お身体の痛みはないですか?」「お身体、動かしていますか?」「筋力低下していませんか?」
今回のブログは、高齢者の【便秘】についてでした。