「起き上がるとき腰が痛い高齢者の方へ!」原因と改善・予防をお伝えします。

起き上がるとき腰が痛い女性のイラストです。

「朝、起き上がるときに腰が痛い」
「寝返りや立ち上がりでズキッとする」
このような痛みは、腰まわりの筋肉や関節が固くなっているサインです。
特に、高齢の方では筋力や柔軟性の低下、血流の滞りなどが関係しています。

🟩起き上がるとき腰が痛い原因

✅筋肉や関節のこわばり

🔹寝ている間は体をあまり動かさないため腰回りの筋肉や関節(特に椎間関節や仙腸関節)が固くなりやすいです。

朝、急に起き上がると筋肉が伸びず、痛みが出ます。

👉特に冬場や冷房の効いた部屋では、血流が悪くなりこわばりが強くなります。

腰椎や椎間板の変性

🔹加齢により、腰の骨(腰椎)や椎間板がすり減る・変形することがあります。

この「変形性腰椎症」や「椎間板変性」により、体を起こすときに関節や神経が刺激されて痛みを感じます。

筋力低下と姿勢の崩れ

🔹腹筋・背筋・お尻の筋力が低下すると、起き上がるときに腰への負担が増します。
特に「腹圧(お腹の支え)」が弱いと、腰だけで上体を起こそうとして痛みが出やすくなります。

仙腸関節のズレ・機能障害

🔹骨盤の関節(仙腸関節)が硬くなったりズレたりすると、寝返りや起き上がりの動作で鋭い痛みが出ることがあります。

片側の腰やお尻に痛みが出ることが多いです。

寝具や起き上がり方の問題

🔹柔らかすぎる布団やベッド → 腰が沈み、起き上がる動作で負担大

🔹横向きやねじり動作で起き上がる → 筋肉や関節にねじれストレス

🟩起き上がるとき腰が痛い時の改善・予防のポイント

起き上がり方のイラストです。
ひざを立てて寝ている男子のイラストです。

起き上がる前に、ベッドの中で軽く膝を立てて腰を左右にゆらす

横向きになってから手で支えてゆっくり起き上がる。

朝は腰を温めたり、軽く体を動かしてから活動を始める。

腰・お尻・太ももを中心としたストレッチや筋トレを習慣にする。

🚨もし「起き上がるときだけ強く痛い」「片側だけ痛い」「しびれを伴う」場合は、
腰椎すべり症・椎間板ヘルニア・仙腸関節障害などの可能性もあるため、整形外科や整体でのチェックがおすすめです。

🧘‍♀️ 起き上がり時の腰痛に効くストレッチ

🌸「起き上がり時の腰痛に効くストレッチ」
高齢者でも安全に行える「起き上がり時の腰痛に効くストレッチ」を紹介します。

朝、起き上がる前や寝る前に行うと効果的です。

🔸膝ゆらしストレッチ(寝たままでOK)

寝なが、らひざを立てて左右に動かしている(揺らしている)イラストです。

目的】
腰まわり・骨盤まわりの筋肉をゆるめる

やり方】
1. 仰向けになって、膝を立てる(足は腰幅)。
2. 両膝をそろえて、左右にゆっくり倒す。
3. 痛くない範囲で、10回ほど行う。

ポイント】
🔹腰をねじるように軽く動かす。
🔹朝、起きる前にベッドの中で行うと◎。

🔸もも裏(ハムストリング)ストレッチ

目的】
骨盤を立てやすくし、腰の負担を減らす

やり方】
1. 仰向けになり、片足を軽く持ち上げる。
2. 両手で太ももの裏を支え、膝を軽く伸ばす。
3. 太ももの裏が気持ちよく伸びたところで20秒キープ。
4. 反対側も同様に。

ポイント】
🔹無理に膝を伸ばさない。
🔹呼吸を止めずに「ふーっ」と息を吐く。

寝ながらももの裏(ハムストリングス)をストレッチしている女性のイラストです。

🔸ひざ抱えストレッチ

寝ながら、ひざを抱えている高齢男性のイラストです。

目的】
腰〜お尻の筋肉(特に大殿筋)をゆるめる

やり方
1. 仰向けで片膝を胸に引き寄せる。
2. 両手で抱えて20秒キープ。
3. 反対側も同様に。

ポイント
🔹腰が床から浮かないようにする。
🔹痛みが出る場合は少し浅めでOK。

🔸骨盤前後ゆらし(ベッドに座って)

目的】
腰椎や骨盤まわりをほぐす

やり方】
1. ベッドの端などに座る。
2. 背中を丸める → 背筋を伸ばす(骨盤を前後に動かす)。
3. この動きを10回ほど繰り返す。

ポイント
🔹反動を使わず、ゆっくり動かす。
🔹腰の奥の筋肉(腸腰筋)にも効果的。

椅子に座って骨盤を動かし背筋を伸ばしている高齢女性のイラストです。

🔸立って行う体側伸ばし(座位でもOK)

椅子に座って体側を伸ばしている高齢女性のイラストです。

目的】
起き上がった後の腰伸ばし・姿勢改善

やり方】
1. 両手を頭の上で組む。
2. ゆっくり体を左右に倒す。
3. 各方向10秒ずつキープ。

ポイント
🔹腰を反らさず、体の横を伸ばす意識で。

🌞 朝の流れ例

【ベッドの中で 】→ ①膝ゆらし → ②ひざ抱え座って → ④骨盤前後ゆらし
【立ってから(座位でもOK) 】→ ⑤体側伸ばし

これを1〜2分でも行うと、起き上がるときの腰痛が軽くなります。